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革のメニューブック

革のメニューブックを制作いたしました。
来る3月、東京の上町にオープンする蕎麦Sycamore(シカモア)様からご要望いただいたのがきっかけです。以前にも名古屋にOPENしたイタリア料理店イル・ポモドリーノ様のワインリストカバーを材料研究所でに制作したことがありますが、業務用のツールとしてつくり始めたシザーケースと流れが似ています。お使いになる方のご要望を取り入れながら、今後も少しずつ取り組んでいけたらと思っているところです。

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A4サイズの用紙が綴れるようになっている極めてシンプルなバインダーですが、今回の革は、完全なフルタンニンなめしの本ヌメですので、使い込むほど風合いが良くなり艶を増していきます。特にこの革は、シザーケースでも使う素上げタイプのナチュラルな革ですので、使い込むとその変化をお楽しみいただけます。

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飲食店でまとまった数量が必要になるなど、業務用の場合は別途ご商談させていただきますので、何かございましたらお気軽にご相談ください。細かい部分の変更や穴の位置など、シザーケース同様、お使いになる方のご意見を元に細部をカスタマイズできたらと思っております。

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なお、今回のメニューブックは、革の厚みが2mm。革の裏処理を施し、裁断面を磨いて縁にはグルリとステッチ。つづり紐は、ヌメの丸紐です。

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革のメニューブックは、材料研究所にて一般のお客様にも販売させていただくことにいたしました。革紐の磨耗を防ぐためにデザイン性のあるスクエア・アクセントをお付けいたします。紐を通したあと、まとめておくと安心で、アクセントにもなりますね。
大切な文書や作品展の芳名帳の表紙としてもおすすめいたします。

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※こちらの商品は、シンプルながら、革の分量を多く使う商品です。革質によってかなり価格が変わりますので、雰囲気がだいたい気に入るようなら革質はあまり問題ないなど、ご予算や仕様に優先条件がございましたら、併せてお知らせください。材料研究所での取り扱い中はできるかぎり対応させていただけたらと思います。