ご要望がございましたので、ロディアケースのヌメ革タイプを材料研究所で制作しました。
形はまったく同じですが、従来のタイプと革質が異なりますので、革の厚みと制作工程をすべて変化させています。Aging材料研究所のロディアケースは、研究中に内側もすべて総レザーに変えた為に、二つ折り財布のように、中央に内輪差がありまして、革の厚みを生かしたい革のときには、調整が加わります。
このヌメ皮は、フルタンニンなめし。裁断面をやすりをかけて豆カンナしてから、別の専用溶剤を塗り込み磨いていきます。
革特有の風合いになりますので、シザーケースに雰囲気が近いですね。
材料研究所での取り組みになりますので、量産とは手法が変わりますが、出来る限りの事をしてまいりたいと思います。今後共ご意見およせくださいませ。