コンテンツへスキップ

2025年の日本の人口は?

厚生労働省の人口動態統計(速報値)により、今年上半期の赤ちゃんの出生数が、死亡者数を下回った事が23日に発表されていた。この傾向が続くと、人口が初めて減少して、政府の予定よりも2年早く人口減少時代に突入するとのこと。今日は今日で、世帯推計が発表されていたけれども、2025年には、東京の一世帯の平均人数が2人を割るとのこと。全県で1人世帯がトップになってしまう。高齢者世帯も急上昇するし、未婚化、少子化も多くなっているから当たり前なんだけど、私が育った4人家族という平均的な核家族はもう貴重になってしまうのかもしれない。

こうも計算が狂ってくると、社会保障だけではなくて暮らし方自体が変わってくるわけだから、政府も市場も大幅修正が起こってくるんじゃないだろうか。どんな世界でも生き残る人は「強いだけではなくて、変化に対応できる人」ということなのかもしれない。

SOHOが普通になってくると、1人が部屋を二つ借りる率もどんどん上昇すると私は思っている。4人家族を主体にした間取りの部屋というよりも、住む人たちが自分のライフスタイルに合わせて部屋をアレンジしていくことになるんじゃないだろうか。シンデレラのお話1つとっても、活字による読み聞かせの場合は、子供それぞれが頭に描く映像やストーリー、登場人物の微妙な心情の捉え方が違ってくる。そういう1つ1つのドラマが重視されている時代が皮肉にもやってくるような気がする。同じ道を通っても、その人それぞれが気になる店が違うように、与えられたものを与えられたままに使うのでは、楽しみがない。多分仕事も同じことなんだろうな。