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ハンカチに気持ちを乗せて

手刺繍イニシャルハンカチをラッピングしていると、とてもハッピーな気持ちになります。
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先日もお電話でご注文くださったお客様に用途をお聞きしながら、「このハンカチは主人が会社の女の子たちにお礼でプレゼントするときにすごくいいかも。名前が決まっている特別感って嬉しいですよね!」というお声をいただきまして、どなたかへのギフトを想像して楽しめる方って素適だなぁとしみじみ思いました。それを感じてハッピーな気持ちになるのかもしれません。

このハンカチを作るときに考えたことは沢山あるのですが、元々は革製品製造の視察のために飛んだベトナムで、ありえないような偶然が重なって、出会った現地の方々と過ごすうちに彼らのことがとても好きになり、ベトナムの良さってどういうことなんだろう?と興味が湧いたのも大きかったのですね。

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ハンカチはホワイトやアイボリーですので、様々な工程を通るときにかなり慎重に取り扱いされます。生地を裁断して縫製し、刺繍を入れる下絵を書き込み、刺繍して仕上げに至りますが、途中で2回ウォッシュとプレスを施します。美しくたたまれて日本に届くのですが、やはり道中が長いため、日本でもさらにプレスしながら検品します。イニシャルに絡まる草花のように、一つひとつ表情が違うハンカチの温かみが少しでもお伝えできるといいなと思います。