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革と人の移動

今夏は、1万デシを越える革を調達して、まとめて革の処理をかけていたのですが、ようやく仕上がって、すべて到着しています。

革は、分厚いままですと、相当な量なのですが、小物類やフラット・ブリーフは、1.1ミリ程度に漉いてもらい、ハンドバッグ類は1.6ミリ程度の事が多いです。こうなると、まずは物量が半減します。とはいえ、それなりの量があるので、職人や工場へ直接配送したり、アトリエで先に加工したりと色々。

仕入を工夫することで、お客様にお手頃価格でお求めいただける商品に近づくことができるのですが、革の色や厚みを選り好みしない仕入スタイルの時は、革のバリエーションが相当多くなってきますので、手配が増えます。しかし、全体の量が多ければ、配送料その他、計算の基準が、サイズより重さ(kg)に変わって、運送会社もその都度変更したりと工夫のバリエーションも増えます。

そんな中、黒い革で、十字の型押しが入ったものがあり、これはメニュー、特にネジ式のバインダーメニューにとても良さそうな革ですので、サンプルを1つ制作してみたいと思っています。もし黒をお探しで、ご興味があるお客様がいらっしゃれば、お知らせください。定番の革より、お値打ちにご提供できると思います。(サンプルができましたら、またブログでもアップいたします)

今年も東京駅にポップアップストアをオープンさせていただきますが、革のフラット・ブリーフ(A4トート)もご用意しています。昨年、ご覧になったお客様からいまだによくメールでお問い合わせを頂戴しますので、ご連絡くださったお客様には個別にご案内もさせていただきますね。引き続きよろしくお願いいたします!