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オイルヌメの良さとシワや傷のこと。

c7898f4a.jpgaging01tetyoubr1土曜日の朝ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて、8月19日の記事いい革だなぁ・・・で、お約束しておりました革のシワや傷について少し書いてみます。もともとこのタイトルは、職人がシステム手帳を作る時にもらした声。私共が革を仕入れる場合は、大きな革をまるっと1枚仕入れるのですが、このオイルヌメの特徴は、オイルをたっぷり入れて加工してあることと、一旦全体にテンションをかけて、細かいシワを入れることで、革全体を綺麗にまとめあげているところです♪そして、人間の肌も同じですが、潤いがあれば弾力と張りが保たれて、オイルのお陰で、使う程に艶が増してくるのです。(この前お肌の綺麗なおばあちゃんが、その秘訣を「揚げ物食べる!」と話していたのを思い出してしまいました(‘▽’*)ニパッ♪)

ヌメ革はとてもファンが多い革です。天然のもつ良さがよく現れていると私も思いますが、その分、生きた証でもあるシワや傷(生きている時に怪我をして治った傷)などが目立ちやすい革でもあります。また、オイルが入っていると、使用する際に引っ掻き傷がつきやすいということはあるかもしれませんが、むしろ、傷がついても、馴染んで目立たなくなるのも早い革ですから、オススメです。エイジングを存分にお楽しみください!

それから、写真に○をつけましたが、血筋(ちすじ)という血管の痕も、革には、つきものです。この革を職人が「いい革だなぁ」といった経緯には、そういう天然の革が持つ生きた証を、目立ちにくいように上手く加工して、革の良さを最大限生かしている点にあります。手に吸い付くようなしっとり感と柔らかさはそのままに、革全体にテンションをかけて革全体を均す。そして、手帳として何よりも贅沢なのは、「裏地まで革!」ということです。すべての革を生かし、手帳すべてを革で生かすことができています。

あぁ、ごめんなさい!革のことは書き出すと長くなります。それにまだ何もつたえられていないような・・・(笑)商品自体のことは、こちらのAllAboutに取材していただいた記事もチェックしてみてくださいね!
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