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寒ざらし

鹿児島の祖母から野菜やお米、手作りの小麦粉が届いた。それと切り干し大根や手作り味噌も入っている。続、手作りメモ。親子三代にわたる庶民的話題で恐縮です。これまでこの乾物をなかなか使い切れず保存が増えていたけど、あな吉さん(またか!)のレシピに切り干し大根と人参のかき揚げがあったのが嬉しくて、雪が降る前に急いでスーパーへ。帰りの雪はなぜかルンルン♪帰宅後、祖母に電話してみたら「あれ、お母さんに聞いたの?伝えたい事があったのよ!」と言っている。(孫の私でも鹿児島弁は聞き取りにくく、いつも意訳です)ひととおり用事を聞いた後、切り干し大根の天ぷらを作るといったら驚いているのが笑える。「ところで、おばあちゃんがコメンコ(米の粉)と呼ぶ粉は、上新粉?それとも白玉粉?」「は?」私は作り方を聞けばわかるかと思い再質問。「どうやって作る?」「あ~、まずは土に蒔くでしょ。それで鍬で土を均してね・・・云々」「うん。(内心、おいそっからかい?!)」「それで稲刈りの前に刈り取る。おわり。」おいおい、最後まで素材の作り方じゃないか!質問の仕方を間違えた。「あ、え~っと、もち米?それとも他の米?」「もち米だよ」良かった、白玉粉のことだとわかった。しかし、質問を続行させてみた。「収穫したら水につけっど。そいでザルに上げて、大寒の日、霜が積もりそうな夜を目がけてな外に出すっど(だすでしょ)。2日も放っておくと凍るで。こい(これ)が寒ざらし。」「その後は、お昼だけ外に出してお日さんにあててしっかりと乾燥させて。噛むとコツンと言うまでな、そげな状態にならんにゃまんだまんだ。(ならなければ、まだまだ)」どうやら寒ざらししたお米をお日様にあててしっかり乾燥させないと精米所で粉にできないようだ。最後には一粒噛んで、コツンが合図らしい。最初のお米の堅さになったらOK。あ~、何度も聞き返してしまった。でも見かけも何も変わらないのに、寒ざらしされたもち米は、粉になれる。米にとって喜ばしいことかどうかは私はわからないけど、粒子になってもその強さが失われず、むしろ強く生き抜き柔軟性をもって対応していくところが何となく心に届いた。これでかき揚げをたくさん作って冷凍しておこう。これは寒ざらしとはきっと違うけど。