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限られた時間に。

何度試作しても、何度絵を描いても、ゴールが来ない。寝ている間も連続して夢にでるけれど、頭の中の詰め将棋で、最後のステッチが縫えない位置にある。頭から一度追い出さないと新しいアイデアに出会えないから、いったん外す。外しすぎると戻れない。結局、諦めないという才能が一番必要なんだ。でも、諦めなくても締切は来る。昨日友人との会話で「一生懸命作っても、締切が過ぎれば不採用。それはいいものを作ることから離れないのか。」という言葉があった。人生には締切がある。これは自覚はないが、最初から決まっているだろうし、それを縮めたり延ばしたりすることもあるだろう。でも、生きるってきっとそういうこと。締切の存在は有難い。締切は、存在の全肯定。だからこそ、間違った締切や制限は、存在否定に一気に傾くのだろう。