コンテンツへスキップ

ギアチェンジその後

クリック数がとても多かったAgingへの最初のギアチェンジの続きです。

その会社のことは何も知らなかったのに、どうして私は応募しようと思ったのだろう。目を引く条件はなかったけれど、求めているものがそこにはあった。募集期間が過ぎているのに、面接のチャンスを得て会場に向かったが、最後の一人だった事もあって、社長が座る机にはこれ見よがしに履歴書が積み重なっている。私の面接がはじまる前に、開口一番「採用者は定員分決まったよ」というお話・・・。少し気が抜けつつも、筆記テストのようなものを受けて、一通り書きこむ。その最後の設問は、確か次のような内容だった。
『○年後の自分はどうなっていますか?』
自由に書いていいというアナウンスに従って、どうやら私は自分の似顔絵まで描いていたらしい。(これは、会社を辞めたあと、その社長から届いた手紙で記憶が鮮明に蘇るのですが・・・)面接では「営業がやってみたい!」と熱っぽく語り、最後のおまけだというのに、1時間くらい面接をしてくださったと記憶している。さらに、当時私はちょっとした学校に通っていたので、終業時間まで働けないという無謀な条件も提示して、半ば諦めの胸中。しかし翌週、電話のベルは鳴った。いきなり異業種転職組のド素人を温かく受け入れてくださって、本当に楽しい毎日だったと今でも思う。右も左もわからないのに、営業という仕事が楽しかったのは、数々の雑貨店に、趣味ではなく仕事で行けて、ショップのスタッフさんたちと同じ目線で話ができることに心底感動していたのと、商品を見ると、ウキウキスイッチがONになったからじゃないだろうか。

そして2005年、私はこのエイジングを設立することになる。
書いた希望は、意外と現実になったりするのだろう。

人気ブログランキング

右も左もわからないエピソード・・・結構あります(⌒~⌒)