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すべてをつなぐもの

flatbriefL1先日、ある方から、こんなお言葉をいただきました。『彼女はね、大切な商談にAgingのフラット・ブリーフを持っていったらしいの。最近、旅する革小物展をしているでしょう?そこで購入して、大切な商談の日に使いはじめると決めたんだって。商談のために一生懸命準備もしていたけれど、慣れないスーツを着て、慣れない営業をするのは勇気がいるのよね。慣れない環境の中で、硬いバッグじゃなくて、こなれた感じで、ビジネスっぽくもあるこの赤いバッグの存在が、勇気を後押ししてくれたみたいよ。』

そんな過分なお言葉を・・・と嬉しい気持ちのその奥で、私はぼんやりとしていました。バッグは物を入れて安全に運べるもの。そして、機能だけではなくて、何らかの心地よさを得られるもの。心地よさにもいろいろあって、その先は持ち主にしかわからない気持ちなのですが、こうして事実として返ってきた時、受け止める側は、なぜかぼんやりするという、何とも表現しがたい心地よい空気がそこにはあります。展示会でお客様とお会いして、その方だけが持っている、その気持ちをいただいて、嬉しくなったそのあとも、何とも言えない静かなぼんやりが存在します。

ぼんやりは、言葉にならない想いです。誰にも見えないけれど、とても温かくて、たしかにそこにあるもので、頂いたもの。本当にどうもありがとうございます。
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一部が全部で、全部が一部なのかもしれません。