デュ・カリテ semicircleってどんなバッグ？　その６

画像をクリックしていただくとお解りになると思いますが、革には部分的に皺などが入ります。オイルヌメの革は、タンニンで鞣しており、傷や皺を人工的な方法で隠していませんし、例えば引っ掻き傷などは、多少つきやすい革になります。その代わり、その傷はお使いいただくうちに馴染んで見えなくなってきやすいのもこの革の特徴ですから、使い勝手はとても良いのです♪

革の収縮や皺の入り方などを見ながらパーツの裁断をしていきますが、そういったことを考えていきますと、皺が一部分に強烈にはいるのではなく、全体的に満遍なくテンションをかけて鞣してある革は、仕立てる時にも扱いやすくて、優しい革だな～と思うのです。柔軟性のあるものは、愛される・・・そんな一面もあるかもしれませんね。