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思考の整理学と、ガラクタ捨てると自分が見える

_SL500_AA300_今日は超早起きしたものですから、今はもう夕方のような感覚でこれを書いています。早起きは三文の徳とはよく言ったもので、起き抜けにつけたラジオから思考の整理学
の著者、外山滋比古さんのお声が明るく流れてきました。この本は、とても不思議な本なのです。34年前の1986年4月24日に初版が出て、ずっと取扱はあったのですが、つい3年位前から急にまた売れ出しているんだとか。内容は、タイトルのとおりですが、思考というのは知識の多さとは関係なく、むしろ反比例であり、いかに忘れるか(捨てるか)が大切ということに言及されている本です。その中でも残る記憶は、時の試練を越えているということを、何度も言葉を変えて、くり返し、くり返し、語っておられます。今朝のラジオでは、こんなこともおっしゃっていました。「頭の中をゴミでいっぱいにしていては駄目。まずは睡眠。これは神様がくれた、みんなが持つ能力。夜寝ているうちに、努力しなくても整理される。」「朝が最高の時間。朝をどう使うかで人生は随分変わる。ゴミ出しされてすっきりした脳を、朝食前の空腹時に使うのが、脳が一番働く。」「知識が多くなるとゴミ出しが上手くいかなくなる。こういうときはジョギングするとか運動するとか、身体を動かしてスムーズにするのですよ。」「脳は、面白いと思ったことは忘れませんからね。」

_SL500_AA300_ガラクタ捨てれば自分が見えるとも親和性があるように思いました。心と身体、知識と思考。知識は、知っていて面白いところまでですが、思考は、面白いやなぜ?の先にあるもの。この本が時の試練を見事にくぐりぬけてきたように、古くなっても色褪せない何かがある人生は素敵ですね。

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