コンテンツへスキップ

パウル・クレー ポストカード「パルナッソスへ」

引き続き、パウル・クレーのポストカードです。
この作品は「パルナッソスへ」です。
pal

朝日とも夕日とも見て取れるオレンジ色の太陽。下の入り口は神殿を現しています。クレーの作品の中では珍しく大きなサイズで、黒い額もクレー自身が手作りした作品のため、ポストカードもクレー協会から額付きでとご指示のある一枚となっています。パルナッソスとは、ギリシャ神話でアポロン、ミューズの居住地とされている山で、創造の女神ミューズへの捧げものとして描かれた意を含んでいるそうです。

なかなか写真では表現しきれない色彩豊かな作品です。「芸術は見えないものを見えるようにする」という言葉も有名なクレーですが、音楽家でもあったクレーの作品は、リズムを絵で現しているような不思議な魅力にあふれています。

(ポストカード 157円)