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小出裕章先生のNYでの記者会見がはじまっています。

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NYでの会見が始まっています。メディアに向けて、日本語で、福島第一電力発電所で何が起こっていたのか語られている模様です。

<一部抜粋>
・無人地帯にしなくてはならないほど汚染されている。(二万平方KM)
・日本全土のうちの5%を越えてしまう広大な面積であり、その汚染地に日本は人を取り残すという判断をしてしまった。
・海を流れた放射能は、どんどん汚染をしていますが、福島第一原発近郊では漁師は漁をしないようにしています。しかし、漁民もいつまでも自粛できないでしょうから、高濃度の汚染を受けた魚が食卓に登ることや、世界に汚染が及ぶことを心配している。

・今後どうなるかについて1つお伝えします。福島での危機にある1~4号機のうち、1~3号機は3月11日に運転中。4号機は定期検査で原子炉が止まっていた。そのため、プールの底に燃料棒があった。使用済み燃料プールのうちに、1331体の燃料棒が既に埋められていた。使用済み燃料プールに沈められているセシウムは、少なく見積もっても、広島原発の5000発分に値する。そのプールは3月15日に爆発した際、すでに傾いていると報告がある。プールが崩壊(倒れる)したら、これから大量の放射能が放出されてしまう。まだ福島は毎日余震がある状態である。

・4号機に補強工事を施したことになっている。しかし、ゆっくり作業ができるような環境ではなく、危険な状況の中での作業であり、どこまで工事が出来たのか心配であり、そのプールが倒壊するような地震が起こらないよう願い続けている状態である。

(聞き取ったまま記述しましたので、誤りがあるかもしれませんが、少し抜粋してみました。恐らく、アーカイブが後ほど作られるのではないかと思います。)

◆布施医師より内部被爆について<一部抜粋>

・内部被爆について情報の制限が加えられて、正しい情報が新聞やマスメディアから(国民は)得られていません。
・政府が発表する汚染数値は海外などの第三者の発表と数値が異なり、過少表現になっていると危惧している。
・日本の多くの医師は、内部被爆について沈黙している。甲状腺学会などの医学会についてもこのとおり。
・内部被爆についての学習を医師はしていない。
・食料品と吸入による被爆。ECRRなどは、内部被爆は外部被爆の200~600倍と言っている。
・首都圏にもホットスポットがあり、実際の健康被害が出現している。健康被害は、倦怠感、鼻血、咽喉の違和感、湿疹などの症状が多くの人にある。
・子供の甲状腺癌、白血病、大人の癌が増えるだろうと思っている。
・日本全体の放射線汚染MAP:関東から東北を拡大したものによると、関東地方にはホットスポットが散財している。