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ミニウォレットの”へり返し”と縫いどまり

pk1昨日に引き続き、ミニウォレットについてです。ミニウォレットの表ステッチは、画像に丸印をつけた箇所が、縫い始めで、グルリと縫製して、またこの部分が、縫い止まりになっています。革に切り込みを入れておりまして、この切り込みを中心線にして、別の2方向への”へり返し”を施して接着し、その上から、ミシンで丁寧に縫製します。”へり返し”というのは、革の淵だけを薄く漉いて、折り曲げて接着する仕上げのこと。大体、昨日の記事の”菊よせ”とセット。Agingストアの製品の中では、このエレガンスシリーズに多く使われている技術です。jewel-keeperの場合は、紐を作る職人の手も通ります。そう考えると、知らず知らず、みんなリレーの一員なのですよね。お客様に、そのバトンをしっかり渡していけますように。

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