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エレガンス・カードケースができるまで2

製品ができるまでの工程に、ご興味がお有りになる方も多いのですね。ランキングが上がっていたので、少しホッとしました。続きを書かせていただきますね(*’-‘*)

365大漉きのあとに、更に部分的に薄く漉く作業。これは、上の写真をご覧頂くとよくおわかりになると思います。オレンジの矢印がある部分が、こんもりと島のように盛り上がっていますが、ここを残して周りを薄く漉いています。これは、革漉き機という機械で1つずつミシンをかけるように漉いていきます。

kawasukiちなみに革漉き機は、こちら。これはエイジングのものですが、職人は西山製作所というメーカーのものを使っている人が多いのです。西山のものは切れ味も角度も耐久性も大変すばらしいという定説があるのですが、残念ながら、今はもう無い会社で、新しいものが出回る事はありません。職人が減っているだけでなく、良い道具もどんどん減っているのが実情なのが、とても残念です。

363先ほどの漉いた革に、裏地や芯を貼っていきます。シール付きの芯をべったりと貼る場合と、部分的にゴムのりをつけて接着する場合、白ボンドで接着する場合があります。ゴムのりの場合は、接着面の両方につけて、半乾きにしてくっつけますが、白ボンドは片面だけで乾かないうちに接着します。それぞれ場所に応じて適した方法が存在します。

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この話、続きにご興味ありますか?・・・まだ続きます(´- `*)